『物語を作る魔法のルール 「私」を物語化して小説を書く方法』エディトリアルデザイン(カバー・帯・表紙・本文デザイン)
『物語を作る魔法のルール 「私」を物語化して小説を書く方法』は、小説を書くためのロジックを学ぶ書籍です。カバー・帯・表紙および本文フォーマットをデザインしました。
本書の想定する読者は、文学を学ぶ学生や作家を目指す方なので、ポイントを絞って制作しています。カバーで使用している装画は著者からのご意向により、鮎川陽子さんの作品『That’s all right』をお借りしました。
本文デザインは、共通で使用する本文フォーマットと「本扉」「はじめに」「目次」「編扉」「課題」「あとがき」「参考文献一覧」「著者略歴」「奥付」を制作しています。
本文中に出てくる複数の「見出し」の扱い、引用文、箇条書き、強調、語句解説などは、共通のものと単体で使用するものを個別にデザインしました。
編の中に章がある構造になっているので、本文フォーマットでは奇数ページの上部に「編」、下部に「章」を柱としてレイアウトしています。ページに入る要素が多く様々なパターンがあるため、ベースとなるデザインはできるだけシンプルかつ簡潔にまとめました。
実用書なので基本は読みやすくそれぞれの項目が認識しやすいようにデザインしています。
クライアント:京都芸術大学 藝術学舎 様 著者:山川健一 様 装画:鮎川陽子 様