常用デザインシリーズ『常用デザイン』 エディトリアルデザイン（カバー・帯・本文デザイン）

常用デザインシリーズのベースとなる『常用デザイン』は、デザインの “歴史” と “これから” を考察したものです。カバー・帯・表紙などのブックデザインに加え、本文フォーマットデザインを担当しました。カバーデザインは構成的に、帯は付けていても取り外しても、その構成の一部になるようにデザインが工夫してあります。また、サイズが異なる常用デザインシリーズとの統一性を持たせるため、フォントとパーツの一部は流用しました。本文デザインは１ページまたは見開きで、各ページごとに様々なイメージの写真や図版が入ってくるため、それぞれのページで象徴的なビジュアルの見映えを考慮し、臨機応変にレイアウトしています。本文と説明文は読みやすく、写真や図版とのバランスにも配慮しデザインしました。巻末には、“用語解説” と “デザインの歴史” をまとめたものが付いていて、こちらは通常のカラーと差別化するために、色上質紙にブラック１色で印刷しています。クリーム色を選択することによって、暖かいイメージに仕上がりました。

クライアント：グラフィック社 様　編者：南雲治嘉 様

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