Book Design

『西洋史学への扉』『宗教学への扉 宗教を見る視点』『問う社会学 日常をめぐるいくつかの視点』ブックデザイン(表紙・本文デザイン)

『西洋史学への扉』ブックデザイン(表紙デザイン) 『西洋史学への扉』エディトリアルデザイン(本文デザイン)

『宗教学への扉 宗教を見る視点』ブックデザイン(表紙デザイン) 『宗教学への扉 宗教を見る視点』エディトリアルデザイン(本文デザイン)

『問う社会学 日常をめぐるいくつかの視点』ブックデザイン(表紙デザイン) 『問う社会学 日常をめぐるいくつかの視点』エディトリアルデザイン(本文デザイン)

『西洋史学への扉』『宗教学への扉 宗教を見る視点』『問う社会学 日常をめぐるいくつかの視点』は、京都芸術大学 藝術学舎で使用されているテキストです。(一般の方も購入可能です。)3種類の表紙と本文フォーマットをデザインしました。

『西洋史学への扉』は、「西洋における歴史学とは」「なぜ人類は歴史を書いてきたのか」「私たちはなぜ歴史を学ぶのか」といった主題が解説された内容となっています。
表紙のデザインは「西洋史学」を学び始めるというスタンスに視点を置いて、扉の前に立つイメージで、なおかつ扉のその先が感じられるようにしました。タイトルにも「扉」と付いていますが、あまり具象的にならないように調整し、シンプルな構成で扉のイメージをデザインしています。

『宗教学への扉 宗教を見る視点』は、宗教の多様性と宗教がいかにして私たちの生に意味や目的のあるものとして日常生活に関係しているかを学習する内容となっています。
「扉」「見る視点」といった観点から、奥行きが感じられるイメージで構成しました。「宗教学」は高度な学問ですが、今回は日常生活をデザインのキーワードにしていますので、表紙デザインは人目を引くものよりも、オーソドックスなものにしました。

『問う社会学 日常をめぐるいくつかの視点』は、「日常」がいかに形成されているのかについて考え、身近な事例から社会学的な発想を学ぶ事ができる内容です。
本書では様々な事例が取り上げられているので、表紙のデザインは特定のイメージではなくシンプルに文字要素だけで視覚に訴えるデザインにしました。「問う」という箇所にだけ色を使う事により目的を強調し、差異によって意味を持たせるようにしています。

3冊の本文デザインの基本フォーマットは共通ですが、本扉・目次・章扉・見出しは、それぞれの内容に合わせてデザインしました。

本書は、電子書籍(Kindle版・honto版)、オンデマンド(ペーパーバック)用に制作しています。

クライアント:京都芸術大学 藝術学舎 様
著者:白幡俊輔・加藤希理子・大﨑智史・北野知佳・唄邦弘 様